根浜・箱崎白浜運営課では、海と山の自然を満喫できるオートキャンプ場である「根浜シーサイド」と、滞在交流型の宿泊施設「御箱崎の宿」の管理・運営を行っています。三陸の豊かな海の恵みを感じながら、地域のにぎわい創出と観光振興に取り組んでいます。
「根浜シーサイド」は、根浜海岸を目前に構え山を背負う、雄大な自然に囲まれた地に位置します。レストハウス内には、キッチンスタジオや多目的ルームがあり、すぐ横には天然芝のグラウンドがあるなど、多様な目的で来訪していただける設備が整っています。
これらの施設を活用して、地域の方々をお招きした「ヨガ教室」「料理教室」や「星空観察会」、美しい根浜の海に親しむ「SUP・シーカヤック体験」「スイミング大会」、震災に関連した「竹とうろうづくり」など、数多くのイベントを企画・運営し、地域の交流拠点として親しまれています。
コロナ禍においては、地域の子どもたちが安心して遊べる場を提供したいというコンセプトで、7つの地元団体と連携し「あおぞらパーク」というイベントも開催しました。また「ラグビーのまち釜石」として、ラグビー日本代表の合宿を受け入れた実績もあります。
その他、サステナブル・ツーリズムの推進者として、SDGsを身近に感じていただくための「SDGsカフェ」などのイベントを開催している他、各イベントではプラスチックを原則として用いないなど、環境への配慮を欠かさず行っています。
SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティに関しては、観光客の方々に楽しんでいただくことはもちろん、地域の方々にもっと海に親しんでいただきたいという想いから、インストラクターのライセンスが取得できるスクールとして開校することも目論んでいます。
「御箱崎の宿」は小さな漁村集落の箱崎白浜にある、旧保育所の園舎をリノベーションによって生まれ変わらせた施設です。運営は、地域と密に連携しながら行っており、漁村ならではの暮らしとおもてなしが体験できる宿になっています。地元の女将さんが作ってくださる、採れたての海の幸が目白押しの手料理は、一度は味わっていただきたい逸品です。